poetryreading

「生活に詩を置く」というコンセプトから始まった山崎円城とgalerie a のセッション。山崎は、音楽活動を始めた10代の頃から、壁に言葉を書きつけるタギングを表現の一つとしてきました。2022年よりgalerie aでの発表をスタートし、自身の言葉をさまざまな古物に描き連ねた作品を制作しています。今回、新しいセッションにお招きした南青山「はいいろオオカミ+花屋 西別府商店」の西別府久幸氏は、種から芽が吹き、花を咲かせ、朽ちてまた種を落とす、その生の時間を表現の中に込めていきます。山崎が言葉の中にほとばしる生を込め、西別府氏は自身の目を通して言葉を花に置き換えていく。言葉に発し、言葉を離れる二人の掛け合いによるポエトリーリーディングです。

西別府久幸 山崎円城 Hisayuki Nishibeppu

1986年 鹿児島県生まれ
ファッションを勉強した後、花の世界へ。
2014年2月より独立。生花に限らず木の根やキノコ、古木など、独自の見立てで世界観を表現するほか、自身の作品展を日本各地でも開催している。私は植物の多い地域で育ちました。子供の頃は、木の枝や葉、根などに慣れ親しみ、当たり前のように遊び道具にしていました。大人になってからも、植物は私の生活に欠かせない存在です。植物は種が落ちて、根が生えて、花が咲いて、また種になる。この サイクルが、私に命の大切さを教えてくれるのです。私は植物を通して時間を表現したい。そんなことを考えながら作品を作っています。私の作品が100年後、150年後に土に還ることを願っています。

山崎円城 山崎円城 Madoki Yamasaki

詩人・音楽家。1990年ごろより、グラフィティーやタギングの手法で 公共の壁を使って言葉や詩を発表し始める。ほどなくして音楽活動 も本格化し、90年代から言葉のイベント「BOOKWORM」を主宰。 2013年、等価交換での詩集リリースを始める。近年はタギングから 生まれたコラボレーションも多く、店舗の壁にも作品を残している。

当ウィンドウ作品、アーカイブ作品を期間限定(2024年3月末まで)でご覧いただけます。 下記より来場ご予約ください。

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