Topics

Introduction

革の裁断から縫製まで、一貫して一人手作業で制作を進めるブランドACCALMIE by Laurent Stephan。今展「migration」では、ACCALMIEの軸となるクロコダイルに加えて、初めてオーストリッチを選び、新しい3つのかたちを発表します。

migration 移行、渡り、移住。我々は、何を手に移動するか。 細部への考えと実践の表れ。ものの存在感ににじみ出る態度を、ご覧いただきたく思います。

フランスの伝統的な馬具職人の技術と、デッドストックのリネン糸を用いた縫製に透けて見える美意識。ACCALMIEの制作に使われるのは、天然皮革と麻糸、アカシア樹脂、それに必要最低限の金具のみ。 自然への敬意を払い、できる限り余すことなく使用できるかたちと製法は、Laurent Stephanの中に通底するテーマです。

メゾン エルメスに8年間身を置き、クロコダイルやトカゲ類など高級皮革の裁断とバイイングを担っていたLaurent Stephanの目と手。トップクオリティのタンナーから皮革を選び、裁断し、リネン糸に手引きでアカシア樹脂のワックスコーティングをしてから、ひと針ひと針縫い合わせていきます。

オーストリッチへの取り組みは、ブランドにとって初めての試み。bone / brown / redの3色を用意して、この強くしなやかな素材に向かいました。オーストリッチ特有の、ドット様の凹凸を平らに叩くのではなく、自然な表情の美しさを生かしています。

garlie_a / Nobuhiko Akiyoshi

Laurent StephanAccalmie

パリで10 年間、ファッションフォトグラフィーの世界で現像士、コンピューターグラフィックデザイナーとして多くの著名フォトグラファーと仕事したのち、馬具職人/革職人を学び、メゾンエルメスに入社。高級皮革の裁断のアトリエでクロコダイルやトカゲ類の裁断を担当し、のちにバイヤーのポストも兼任。同社に8年間、身を置いたのち、2015年に退職し、自身のブランドACCALMIEを立ち上げる。現在は京都に暮らし、活動を重ねている。

         
About him→ ロロに迫るインタビュー
His career→ ロロのこれまで
 

Saddler’s work

伝承されたサドラーのものづくり

なぜ現代において頑なに手作りを続けるのか。そしてその魅力とはなんなのか。人が手でものを作るということの魅力は、生み出されたモノから「作り手」を感じられることだと思います。「ラグジュアリー」と呼ばれる世界の最高峰に身をおいていた彼は今、ここ日本でフランスの馬具職人をルーツに持つ伝統的な手法を用いて、全て自身の手作業でモノづくりしています。もの静かで多くを語ることはない彼の言葉を聞きながら、アトリエで過ごした時間を通して見て触れて感じたことをモノづくり現場のシーンとともにご紹介します。

Moments

New models

  • model.L

    titleVAGABOND

    materialostrich

    Accalmie
  • model.M

    titleÉCLIPSE

    materialostrich

    Accalmie
  • model.S

    titleCOLOMBE

    materialostrich

    Accalmie
 

Story behind

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下記日程で作品をご覧いただけます。ご来場をお待ちしております。
※アポイントメントは不要です。
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2023.2.10 FRI -2.19 SUN 12:00 - 18:00
Adress
渋谷区神宮前3-36-26 ヴィラ内川 101号室

※  ご来廊の際には、必ずマスクの着用、咳エチケットにご協力ください。 エントランスで、アルコール除菌液にて手指の除菌をしてください。 スタッフはマスクを着用して接客をさせていただきます。

Credit

Special Thanks
Stephan Laurent
Noriko Usami
Gallery Direction
Nobuhiko Akiyoshi
Contributors
Yusuke shiiki
Roca Onishi
Masakado Nishibayashi
Ahraun Chambliss
Yuko Mori
Shoko Akiyoshi