Topics
- The artist is at the gallery
- 2025.8.78月8日(金) Laurent Stephan氏が在廊します。
- Recption
- 2025.8.7レセプションパーティーを開催します。お気軽に参加ください。
Introduction
フランス語で馬具職人を意味する”sellier(セリエ)”。
その伝統的で精緻な手仕事の技術を自らのものとし、現代においても一貫して手作業でのものづくりを行なうACCALMIE。
クロコダイルをはじめとした素材の選定から、製図、裁断、漉き、手縫い、仕上げに至るまで、作品を生産する全てのプロセスにこれまでの感覚・経験・技術が惜しみなく注がれています。
丹念で繊細な仕事によって完成した作品からは、ロロさんのつくり手としての絶対的な存在を感じずにはいられません。
本展のために製作された新たな作品をご覧ください。
galerie_a / Nobuhiko Akiyoshi
Outline
私たちは今、更新され続ける社会のなかで、常に「効率」や「最新性」といった価値に晒されています。
目まぐるしく移り変わる情報の波の中で、ふと立ち止まったとき、自分が何に心を動かされるのか、分からなくなる瞬間があります。
だからこそ、“めまい”にも似た、圧倒的に心を揺さぶる感覚──それが今、必要だと考えました。
“VERTIGE”
めまいを覚えるほどに「感覚を揺さぶるような美しさ」を意味するフランスの言葉。
今回の個展では、最上の品格が漂う皮革を複数のカラーバリエーションで用意しています。
どれもが深く鮮やかな色合いでありながら、表側、ハンドル、ライニングなど、組み合わせれば数え切れないほどの選択肢を併せ持ちます。
そして、それら作品の全ての構築には、高揚感を際立たせるようなディテールが散りばめられています。
圧倒されるようなマテリアルの質感、無数に用意された選択肢、このことは見る人の心にアプローチし、本展のテーマである”VERTIGE”をきっと感じさせてくれるでしょう。
Laurent StephanAccalmie
パリで10 年間、ファッションフォトグラフィーの世界で現像士、コンピューターグラフィックデザイナーとして多くの著名フォトグラファーと仕事したのち、馬具職人/革職人を学び、メゾンエルメスに入社。高級皮革の裁断のアトリエでクロコダイルやトカゲ類の裁断を担当し、のちにバイヤーのポストも兼任。同社に8年間、身を置いたのち、2015年に退職し、自身のブランドACCALMIEを立ち上げる。現在は京都に暮らし、活動を重ねている。
Saddler’s work
伝承されたサドラーのものづくり
なぜ現代において頑なに手作りを続けるのか。そしてその魅力とはなんなのか。人が手でものを作るということの魅力は、生み出されたモノから「作り手」を感じられることだと思います。「ラグジュアリー」と呼ばれる世界の最高峰に身をおいていた彼は今、ここ日本でフランスの馬具職人をルーツに持つ伝統的な手法を用いて、全て自身の手作業でモノづくりしています。もの静かで多くを語ることはない彼の言葉を聞きながら、アトリエで過ごした時間を通して見て触れて感じたことをモノづくり現場のシーンとともにご紹介します。
あらゆる社会の進化の新しいアイデア⸺テクノロジー、消費、コミュニケーションなど⸺は、まるで「それがなければより良い世界 を享受できない」かのように、手にすべき目標のように作られています。
可能性の増加、情報への即時アクセス、人工知能の特異な使われ方、大量生産、SNS …。私たちは日々、それらによって常に新しく、進歩しているかのような世界へと促されていきます。
すべてがあまりにもスピーディーで、それでいてとても自然に変化しているので、度々物事の本質を見落としてしまう事があります。
そういった現代の優れたプラットフォームによって生み出された日常生活に身を置いていると、時として自らのアイデンティティを見失い、まるで迷子のように感じることがあります。
だからこそ、今回の新しいプレゼンテーションでは、広がりのあるカラーパレットをもとに、皆さん自身の思考から選んだピースで構成してほしいと願いました。
本展の作品群から “感覚を揺さぶるような美しさ”、自身で選択することの” 本質” をご体感ください。
Laurent Stephan
New works
VERTIGE
Credit
- Special Thanks
- Stephan Laurent
Noriko Usami - Gallery Direction
- Nobuhiko Akiyoshi
- Contributors
- Yusuke shiiki
Tomoyuki Washiyama
Akihiko Fukuda
Roca Onishi
Sho Shokan(Plot)
Shoko Akiyoshi
